市指定無形民族文化財(芸能)        <原文は縦書き>

  御 館 獅 子 舞   昭和49年4月17日指定

御館獅子舞
 今からおよそ1300年前、天武天皇が西坂部町の江田神社に獅子頭と神面を勅納したのが御館の獅子舞の起源といわれる。 

  獅子舞は、伊勢国一之宮椿神社の舞作法とほぼ同じで、
 
  一、    
道往き
  二、     (かど)祈祷
  三、     座着き
  四、     祈祷舞
  (一) 初段の舞 
  (二)  起し 
  (三) 扇の舞 
  (四) 後起しの舞 
  (五)  お湯立の祓 
  (六)  小獅子の舞 
  (七)  花の舞
 
  神事では、猿田彦大神の御心を表す口取役と天鈿女命(あまのうずめのみこと)の働きを示す後舞役は、往古
より必ず、十歳前後の子どもが務めることと決められている。 
現在、十月の秋祭りに、家内安全・子孫繁栄を祈り、江田神社境内で舞われている。

 
   平成14年3月
           
                                四日市市教育委員会 

   ※ 平成18年8月6日の大四日市祭にも出演し、大きな反響を呼びました。